インプラント治療費の総合情報
2022.05.17インプラント治療に関するあらゆる費用
保険適用は?医療費控除は?相場は?保証は?ローンは?など、インプラント治療に関する情報をまとめました。
◆ 保険適用は?
この質問は非常に多くの方からご質問を受けますが、残念ながらインプラント治療は保険治療の対象とはなりません。
※例外的なケースとして、先天的に顎の骨が大きく欠損している場合や、事故や怪我により顎の骨に大きな損失が見舞われた場合、入れ歯やブリッジでは機能回復できないと認められる場合のみとなっています。
◆ 医療控除は?
自由診療(保険外治療)による医療費も医療費控除の対象になります。
年間の世帯あたりの全医療費(歯科以外も合算)支出が10万円を超えた分は、上限を200万円までとし、所得税から直接控除(減額)されます。
控除を受けるためには自ら(納税者)が確定申告を行うことが必須となります。
詳しくは下記の情報を参考にしてください。
国税庁の医療費控除説明ページ
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm
◆ 相場は?
インプラント治療は自由診療項目のため、原則として各医療機関が自由に価格を決めることができます。
そのため設定価格にはそれなりの開きがありますので、ある程度の相場感を身につけておくことが望ましいでしょう。
また、表示価格は同じでも提供する医療技術のスキルや保証内容には大きな差があることも少なくないので、複数の医療機関を比較してみることをお勧めします。
◆ 保証は?
相場の項目でも触れましたが、保証内容は各医療機関で異なる非常に大事な要素です。
また、保証の対象となる事柄に関しても注意が必要ですので、下記にまとめてみました。
保証対象項目
⚫︎インプラント体(フィクスチャー)
あごに埋め込むいわゆるネジの部分
⚫︎上部構造
人工的に作った歯の部分
⚫︎アバットメント
インプラント体と上部構造との連結部
⚫︎オペの有効性
埋め込んだインプラントが正しく機能すること
これらの項目それぞれに納得できる期間が提示されているか、確認することをお勧めします。
◆ カード払いやローン(分割払い)は可能?
医療機関によって対応が異なるので確認する必要があります。
もしクレジットカードを保有していなくても信販会社の提供するローン(分割払い)の支払いは可能ですので、受診する医院が対応している場合は選択肢の一つになり得ます。(要審査)
ローンの場合、信販会社によって利率や返済期間、審査基準などに細かな違いがありますので、ご自分の要望に合ったものを選択しましょう。