TREATMENT FLOW
#001 about implant
治療の流れ
術前診査
歯を失った背景や原因をお聞きしながら、口腔内(むし歯・歯周病)診査及びレントゲン診査(C T撮影含む)を行います。
抜歯
むし歯や歯周病、歯の破折などの理由によって抜歯を行います。
抜歯後〜インプラント埋入するまで
抜歯後インプラント埋入するまでの期間には、大きく分けて4つあります。
Type1:抜歯即時埋入(抜歯して直ぐに埋入する方法)
Type2:軟組織(歯肉)の治癒完了時(抜歯後4〜8週で埋入する方法)
Type3:臨床的レントゲン上の抜歯窩(骨)の封鎖(抜歯後12〜16週で埋入する方法)
Type4:軟組織・硬組織(歯肉・骨)の完全な治癒部位(抜歯後16週以上で埋入する方法)
インプラント埋入手術
インプラントの埋め込みの手術を行います。
基本日帰り手術です。
抜糸後
1〜2週以内で抜糸を行います。
インプラント埋入部位には歯ブラシが当てられません。
うがい薬を処方しますので、その間はうがいのみを行います。
ただし、インプラント埋入部位以外は通常通り歯磨きは可能です。
型取り
インプラント埋入後、2〜3ヶ月後に型取りを行います。
完成
ジルコニア(白い)被せ物を装着します。
メインテナンス
インプラントの患者様には、2〜6ヶ月に1度のメインテナンスを行っています。
メインテナンス間隔は患者様の口腔内の状態によって変わります。
インプラントメインテナンス
について
インプラントは、基本的に3つの部品で構成されています。顎骨に埋入する人工歯根(インプラント体)、物をかみ砕くなどをする人工歯(上部構造)、そしてインプラント体と上部構造を繋ぐアバットメントの3パーツで出来ています。
インプラント体はチタンやチタン合金、アバットメントはチタンやジルコニアなど、人工歯はセラミック(陶器)やレジン(プラスチック)などで作られていることが多いです。人工歯は材質によって価格や耐久性、変色のしやすさなどが変わるので、それぞれの違いについてしっかりと医師や歯科衛生士に尋ねてから決めましょう。
インプラント Q & A
手術は入院など必要ですか?
日帰り手術になりますので、入院などは必要ありません。静脈内鎮静法を行う場合は、少し休んでからお帰り頂きます。
手術時間はどのくらいですか?
1本のインプラントであれば30分〜45分で終了します。
手術が怖いです
手術は局所麻酔で行いますので、術中に痛みを感じることは基本的にはありません。もし、どうしても怖いと言う方には、静脈内鎮静法をお勧めしています。全身麻酔ではないのですが、少しぼーっとした状態になり、大変リラックスした状態で手術中を過ごすことが可能です。
術後、痛みや腫れはありますか?
歯ぐきを切開し、骨に穴を開ける手術なので、痛みは当日・翌日がピーク、遅れて術後2~3日後に腫れることがあります。ただし、痛み止めを飲んでも効かないという痛みではありませんし、1本のインプラントではほとんどの方は、翌朝には痛みがなかった、腫れもなかったという感想をいただいております。
術後の注意事項はありますか?
手術当日は、お酒・運動・お風呂につかる(シャワーは可)など血の巡りがよくなるような行動は控えていただきます。翌日からは普段通り生活していただいて構いませんが、あまり激しい運動などは2~3日控えた方が良いでしょう。手術をした部位ではものを強く噛んだり、歯磨きは控えてください。
術後の予定を教えてください。
当院では、鎮痛剤と抗生剤と一緒にうがい薬もお出ししていますので、翌日に消毒などで来院して頂く必要はありません。10〜14日 の間に抜糸で来院していただきます。その後はインプラントと骨が結合するまで待つだけとなりますので、その次の来院は1ヶ月半後に上部構造(歯の部分)のための型取りまで来院して頂く必要はありません。